ワンランク上のシールド・ケーブル徹底試奏! ワンランク上のシールド・ケーブル徹底試奏!

ワンランク上のシールド・ケーブル徹底試奏!

エレキ・ギターを演奏するにあたり、ギターやアンプと並んで必要不可欠な存在であるシールド・ケーブル。近年は多くのブランドから個性豊かなケーブルが発売されており、実に選択肢が多い。それゆえ、自分に最適な1本はどのモデルなのか、迷ってしまう人も多いのでは? そこで今回、よりキャラクターの違いを実感しやすい“ワンランク上”のケーブル20本を紹介。内部構造や素材、デザインにこだわった多彩なモデルを、西田修大による試奏とともに紹介していこう。

製品撮影=星野俊 デザイン=猪野麻梨奈


注目の20モデルを徹底試奏! by 西田修大

ギタリストの西田修大による試奏とともに、全17ブランド・計20モデルのケーブルを見ていこう。あわせて、編集部によるライン録音でのレビューもご参考までに。気になったシールドをかたっぱしからクリックするべし!!

試奏者:西田修大

Profile
・・・・・
にしだ・しゅうた●1988年生まれ、広島県出身。中村佳穂BANDや君島大空合奏形態、Songbook Trio、Ortanceなど、数多くのアーティストのギタリストとして活躍中。愛器はジャズマスター。約20台ほどのペダルを駆使したエフェクティブなプレイに定評がある。本誌NEW PRODUCTS REVIEWのレビュアーを務めるほか、『エフェクター・ブック』(シンコーミュージック刊)にもたびたび登場するなど、機材好きとしても知られる。

試奏セッティング

今回の試奏は西田の愛器であるフェンダーカスタムショップ製ジャズマスターと、一般的なツイン・リバーブの組み合わせで実施。アンプのボリュームやイコライジングは基本的に固定。また、リファレンスとして西田が普段から愛用するケーブルも用意しつつ、適度な時間で休息を挟み、耳のリフレッシュに努めた。なお、編集部によるライン録音のレビューはユニバーサル・オーディオのApollo Twin Mk2 Duoに接続して行なっている。

       | 次ページへ>


*本記事はギター・マガジン2020年10月号にも掲載されています。

本号の特集は「’70s BLUE NOTE〜70年代ブルーノートとクロスオーバー前夜のギタリスト」。”新時代の音を作ってやる”という気概のこもった当時のギタリストたちのプレイと、デヴィッド・T.ウォーカー、リー・リトナーらの証言インタビューで、彼らのドラマと偉業に迫っていく。