変態紳士クラブのGeGが2024年1月20日に豊洲PITで開催した“メロメロライブ〜GeG’s Live Set vol.3〜”では、彼がプロデュースする“G.B.’s Band”がバックを務めた。ギタリストはTatzma the Joyfulと山岸竜之介。今回はそのステージで山岸が使用した、ギターとペダルボードを紹介しよう。
文/写真=福崎敬太
Ryunosuke’s Guitars
Gibson/1965 SG Standard
このSGがハムバッカーの魅力を教えてくれた
2022年に購入した1965年製SG Standardは、山岸のソロ作『THE GUITAR』(2023年)のジャケを飾った1本。今回は変態紳士クラブの「すきにやる」と新曲「Let’s get together」で、半音下げチューニングにして使用。“ナンバードPAFのブリンブリンした音が好きで、このギターのせいでハムバッカーにハマりました”とのこと。
Ryunosuke’s Pedalboard

フット・ペダルの“軽いトルク感”がポイント!
山岸竜之介の足下はシンプルで、シュアのワイヤレス・システムGLX-D16+(①)を経由して、写真中央のニューラルDSP/Quad Cortex(②)に入力され、PAへとライン・アウトされている。
2台のエクスプレッション・ペダルは②に接続されており、BOSSのEV-30(③)をボリューム・ペダル、MオーディオのEX-P(④)をワーミー用として使用。急激なピッチシフトを可能にするため、あえてライトな踏み心地の④をチョイスしているのがポイント。
ギター・プロセッサー②は曲やパートごとに設定を細かく変えており、詳細の解説は難しいとのこと。大まかにはアンプ・モデルはフリードマンのシミュレートが多く、キャビネットはメサ・ブギー系のものを選ぶことが多かったそうだ。
なお、IKマルチメディアのブルートゥース・フット・スイッチiRig BlueTurn(⑤)は、iPadの譜面送り用。
LIVE INFORMATION
LIVE JUNKIE!!! – VIGORMAN’s ONE MAN LIVE –
【日程/会場】
2024年5月10日(金)/東京 SHIBUYA WWW X
2024年5月19日(日)/大阪 なんばHatch
※両日ともに18:00開場/19:00開演
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チケット情報
https://ticket.tickebo.jp/top/ja/static/gbst/index.html