ギター初心者におくる、ギター・エフェクターの基礎知識100連発! 意外と知らない、今さら聞けない、そんな時のペダル辞典としてもご活用あれ!
文=今西勇仁(Limetone Audio)
第66回:ロー・インピーダンスの信号にハイ・インピーダンスのボリューム・ペダルを使うとどうなりますか?
ロー・インピーダンスの信号にハイ・インピーダンスのボリューム・ペダルを使った場合、音質的には問題は特にありません。ご存知ない方がたくさんいらっしゃるのですが、ハイ・インピーダンスのボリューム・ペダルは、実はどの場所でも接続できる無敵のペダルなんです。
ただし、ロー・インピーダンス信号にハイ・インピーダンス仕様のボリューム・ペダルを接続すると、ロー・インピーダンス仕様のボリューム・ペダルを接続した時と比べて、やや元気な音になったり、カーブがやや急になったりする場合があります。
この“元気な音”になるというのは、人によっては“そっちのほうが好みだ!”と感じる場合があり、プロのミュージシャンでもあえてロー・インピーダンス部分にハイ・インピーダンス仕様のボリューム・ペダルを接続して使われている方もいらっしゃいます。
ただ正直、ロー・インピーダンス仕様のボリューム・ペダルを使ったほうが素直な音ではあるので、割合的に見ればロー・インピーダンス信号にはロー・インピーダンス仕様のボリューム・ペダルを使う人が圧倒的に多数です。
ハイ・インピーダンスのボリューム・ペダルは、“接続位置をそこまで気にすることなく使用できるペダル”、と覚えておくといいと思います!
著者プロフィール
今西勇仁(いまにし・ゆうじん)
ギタリスト/サウンド・エンジニア。エフェクター・ブランド、Limetone Audioのサウンド・デザイナー。 “サンレコ・ミックス・ダウン・コンテスト2006”に入賞し、その後多くのミュージシャンの楽曲のミックスを手がける。また、自身もギタリストとして、アーティストのサポート活動や、レコーディングに参加。並行してプロミュージシャン向けの機材の開発、モディファイを行なう。 2017年に開催された、“第4回エフェクタービルダーズ・コンテスト”(主催:TOKYO EFFECTOR)での優勝を機にLimetone Audioを設立。プレイヤー目線での商品開発、設計を行ない、現在多くのプロの現場で使用されている。各種製品は全国の楽器店で販売中。 2020年よりYouTubeチャンネルをスタート。メーカーの枠にとらわれずに、エフェクターや機材の楽しみ方を皆さまにお伝えします。
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