紫のミラーが華やかなマーティ・フリードマンのシグネチャー・モデル“Purple Mirror”

　ジャクソンより、マーティ・フリードマンの新たなシグネチャー・モデル“Pro Series Signature Marty Friedman MF-1 Purple Mirror”が登場した。国内販売は2021年5月12日（水）より開始されている。

　本モデルのボディ・シェイプは以前のシグネチャー・モデルであるMF-1と同じくMonarkh（モナーク）だが、MF-1のボディ・カラーがブラックであったのに対し、今回のMF-1 Purple Mirrorは紫色のひび割れたミラーをトップに配したモデルとなっている。

　ボディの周囲にはアバロンを中央に挟んだ3プライのバインディングも施され、このギターのルックスをひときわ華やかなものにしている。

　ボディ材とネック材はともにマホガニー。ネックの内部には補強のためのグラファイトが仕込まれているため、気温や湿度が変化しても安定したネックの状態が維持される。またボディとネックはスカーフ・ジョイント仕様のセットネック方式で接合されている。

　エボニーの指板には、22本のジャンボ・フレットとパーロイドのブロック・インレイを採用。12インチのラジアスが、高速なプレイと分離感の良いコードワークに適した演奏性を実現する。

　ピックアップはパッシブ・タイプのEMG MFシグネチャー・ハムバッキングを2基搭載。アンカー・テイルピースとTOMスタイル・アジャスタブル・ブリッジ、ボリューム・ノブ、トーン・ノブ、3ウェイ・ピックアップ・セレクターも含め、ハードウェアはすべてブラック・カラーで統一されている。

　ヘッドストックはリバース・タイプのジャクソン3×3 AT-1を採用。トラスロッド・カバーはボディとマッチした紫色で、マーティ・フリードマンのロゴ入りだ。

　マーティ自身が本モデルを紹介した動画がこちら。

　また本サイトで3月に公開した記事「マーティ・フリードマンが「負けないで」カバーのMVをリリース！」では、次の動画を紹介した。この動画の中でマーティが弾いているのが、どうやらこのMF-1 Purple Mirrorであるようだ。ミラー仕様のボディ・トップの色が照明や角度によって目まぐるしく変化する様から、本モデルが非常にステージ映えするギターであることがわかる。

Jackson
Pro Series Signature Marty Friedman MF-1 Purple Mirror

【スペック】
Series: Artist Signature
Body Material: Mahogany
Body Finish: Gloss
Neck: Mahogany,
Neck Finish: Gloss Black
Fingerboard: Ebony, 12” (305 mm)
Frets: 22, Jumbo
Position Inlays: White Pearloid Block (Ebony)
Nut (Material/Width): Black Plastic, 1.6875” (42.86mm)
Tuning Machines: Jackson® Sealed Die-Cast Locking
Scale Length: 24.75” (629mm)
Bridge: Jackson® TOM-Style Adjustable with Anchored Tailpiece
Pickguard: None
Pickups: EMG® MF Signature (Bridge), (Middle), EMG® MF Signature (Neck)
Pickup Switching: 3-Position Toggle: Position 1. Bridge Pickup, Position 2. Bridge and Neck Pickups, Position 3. Neck Pickup
Controls: Volume 1. (Neck Pickup), Volume 2. (Bridge Pickup), Tone 1. (Neck Pickup), Tone 2. (Bridge Pickup)
Control Knobs: Black Dome Style
Hardware Finish: Black
Strings: Nickel Plated Steel (.010-.046 Gauges)
Case/Gig Bag: Optional Jackson® Monarkh 6/7 Gator Hardshell (p/n 299-6665-100); Optional Soloist/Dinky Gig Bag (p/n 299-1512-106)