ブラー(Blur)のグレアム・コクソンが、1999年リリースの「Coffee & TV」のギター・ソロなどで使用したことで知られるDODの名機“Punkifier”。
その回路をベースに、独自の拡張と現代的なアップデートを施したドライブ・ペダル“Cold One”が登場した。

オリジナル機と同様、基本コントロールにはディストーションのゲインを担う“Slam”、ファズとディストーションの比率を調整する“Punk”、トーンをつかさどる“Spikes”、音量を決める“Menace”の4ノブを搭載。伝統的なPunkifierの操作体系を踏襲している。
ファズとディストーションの重層的サウンド
本機最大の特徴は、新設された“Glitchノブ”の追加にある。これは標準のファズ回路に対し、グリッチ感を帯びたアルペジオ調のファズ・トーンをブレンドするコントロールだ。これにより、従来のディストーションとファズのレイヤーに、さらに変則的な質感を付加することが可能となった。
また、Slamノブでディストーション・ゲインを最小まで絞ることで、その帯域をクリーン・チャンネルとして機能させられる点も特筆に値する。Punkノブをクリーン・ブレンドとして活用できるため、低音の芯を残したいベースでの使用にも対応する。3つのゲイン回路は、ミックスはもちろん個別での出力も可能で、単なる歪みペダルにとどまらない汎用性を獲得している。

イコライジング面では、原音を損なうことなく帯域を強調するアクティブ仕様のトーン回路を採用。入出力バッファーの搭載により接続順を選ばない取り回しの良さを備えるほか、18V駆動にも対応しており、より広いヘッドルームとダイナミック・レンジを確保できる設計となっている。
Catalinbread
Cold One
【スペック】
● 電源:9〜18VDC(センター・マイナス)
● 消費電流:4mA
● コントロール:Tone、Vol、Glitch、Fuzz Blend、Gain
【市場想定売価】
36,300円(税込)
【問い合わせ】
Quanta International https://quanta-intl.jp/