宮脇流セッション・ギタリスト養成塾人のオリジナル曲を初見で演奏する 宮脇流セッション・ギタリスト養成塾人のオリジナル曲を初見で演奏する

宮脇流セッション・ギタリスト養成塾
人のオリジナル曲を初見で演奏する

ギタリストが出くわしがちなシチュエーションを題材に、その解決方法を考えていく教則本『38のシチュエーションで学ぶ 宮脇流セッション・ギタリスト養成塾〜アドリブ・マスター・コース』。ギタマガWEBではその連動動画と一緒に内容の一部を公開中! 第35弾はジャム・セッションの現場で、サックスの人が作ってきたオリジナル曲を初見で演奏する、というシチュエーション。ここでの目標は「初見のコード進行を解釈し、適宜スケール・チェンジする」ことです。

【シチュエーション35】
ジャム・セッションで、サックスの人が書いてきたオリジナル曲を初見で演奏する。

現場の風景

  • 1,500円払ってジャム・セッションに参加。
  • コード進行はなんとか理解できた。
  • ソロを弾くにもAマイナー・ペンタしか思いつかない。

ある日、突然キーボードのヒゲちゃんから誘われた。“え、そんないきなり”と躊躇していると、ヒゲちゃんは少しほおを赤らめながら言う。

“大丈夫、恐くないから”。

そして無理矢理気味に連れて行かれたのは、ジャム・セッションの場だった。参加費¥1,500(ドリンク代別)を払って中に入る。当日の参加者同士で適当にバンドが組まれ、セッションする仕組みだ。自分のバンドのキーボードがヒゲちゃんだったので少し安心。しばらくすると出番が回ってきた。サックスの人が書いたオリジナルをやるらしい。その譜面がEx-1

このところ部分転調のコード進行を勉強してきたので、余裕のヨっちゃんと思っていたが、本番となるとそうもいかない。 コードはどうにか追えたものの、いざギター・ソロになると頭真っ白、Aマイナー・ペンタしか思い浮かばない(Ex-2)。仕方がないので、2弦15フレットをチョーキングしつつ20発くらい連打。

演奏後にヒゲちゃんから“熱いのは熱かったけど……”と言われた。カールトンがペンタで華麗に切り抜けていくのと、自分がペンタで意味不明のままやり過ごすのとでは、何かが違っていると感じる今日この頃だ。

『38のシチュエーションで学ぶ 宮脇流セッション・ギタリスト養成塾〜アドリブ・マスター・コース』

品種ムック
著者宮脇 俊郎(著)
仕様A4判
発売日2020.08.24
ISBN9784845635283