MONOのYodaがライブで愛用するフェンダー’65 Twin Reverb MONOのYodaがライブで愛用するフェンダー’65 Twin Reverb

MONOのYodaがライブで愛用するフェンダー’65 Twin Reverb

2025年7月5日(土)Spotify O-WESTにて行なわれたenvyの『Eunoia』リリース・ツアー、“tour of eunoia 2025_Japan”追加公演に、盟友MONOがゲスト参加した。本記事では、Yodaが使用したアンプを本人による解説と共にご紹介しよう。

取材・文=小林弘昂 機材撮影=小原啓樹

Yoda’s Amplifier

・Fender / ’65 Twin Reverb

Fender / '65 Twin Reverb

不動のTwin Reverb

YodaはMONOの結成当時から’65 Twin Reverbを愛用している。85W出力で12インチ・スピーカーが2発搭載されており、この日のライブはShureのSM57(ダイナミック)とSennheiserのMD421-Ⅱ(ダイナミック)が立てられていた。

世界中でツアーを行なうMONOはシカゴにも機材を保管しているのだが、真空管アンプは故障が多く、現在は日本以外ではデジタルのTone Master Twin Reverbを使用している。この日のライブは真空管搭載の’65 Twin Reverbがセットされていたが、今後は日本でのライブもTone Master Twin Reverbに切り替えるとのこと。

VIBRATO chの1にインプット。BRIGHTスイッチはオフで、各ノブはVOLUMEが2、TREBLEが4、MIDDLEが6手前、BASSが6手前にセッティングされていた。リバーブとトレモロはオフ。基本はTREBLEを4、MIDDLEとBASSを5にし、そこから会場によってノブを上げ下げしているという。

Fender/’65 Twin Reverb

Interview

音質をちょっと変えるくらいの気持ちで
音を作っています。

Yodaさんのアンプはお馴染みの’65 Twin Reverbですね。

真空管が載った普通の’65 Twin Reverbです。セッティングは基本的にTREBLEが4、MIDDLEが5、BASSが5。基本はフラットな感じで、出過ぎていたら下げたり、足りなかったら上げたりするくらい。今はMad Professorのプリアンプ(Super Black)を使っているので、Twin Reverbはパワー・アンプみたいな感じですね。音質をちょっと変えるくらいの気持ちで音を作っています。

ランプがブルーに交換されていますが、そのほかに改造点はありますか?

修理をしてもらって配線とかが変わっているところがあるかもしれないですけど、基本的にノーマルの状態で使っています。