石井悠翔(エスキベル)が2026年6月のライブで使用したアンプを本人が解説! 石井悠翔(エスキベル)が2026年6月のライブで使用したアンプを本人が解説!

石井悠翔(エスキベル)が2026年6月のライブで使用したアンプを本人が解説!

2026年4月にEP『Overthere』をリリースしたエスキベル。6月5日(金)下北沢SPREADにて行なわれたワンマン・ライブにて、石井悠翔(vo,g)と横山秦一(g)の機材撮影を行なった。本記事では、石井が当日使用したアンプを本人の解説とともにご紹介。

取材・文=森部真衣 機材撮影=星野俊

Ishii’s Amplifier

Groove Tubes / Soul-O 45

真空管メーカーが手がけた
希少なフル・チューブ・アンプ

石井のメイン・アンプはGroove TubesのSoul-O 45。真空管メーカーとして知られる同社が手がけたフル・チューブのギター・アンプで、バイアス調整なしで様々な真空管を差し替えられる設計が大きな特徴だ。

Soul-O 45はエスキベルが『Childhood(発達)』(2023年)の制作から使用しているレコーディング・スタジオ(スタジオ・クルーソー)に設置されており、そのサウンドを気に入ったことがきっかけで導入。デジマートで見つけ、8〜9万円ほどで購入したという。

購入した当初は“GT”というロゴの入ったグリル・クロスが張られていたが、デザインが好みではなかったため、知り合いに新品のものに張り替えてもらったそうだ。スピーカーや内部の改造点はなし。

マイクはSennheiserのe906(ダイナミック)とShureのSM57(ダイナミック)が1本ずつセットされていた。

各ノブは、GAINが11時、TREBLEが11時、MIDDLEが12時過ぎ、BASSが12時過ぎ、PRESENCEが8時過ぎ、REVERBが9時過ぎ、VOLUMEが11時過ぎにセッティングされていた。

本機を導入する前はライブ会場のRoland JC-120をレンタルして使用していたそうだが、現在はリバーブも含め、アンプで音作りを行なうことを意識しているという。

Others

アンプの上には、D’AddarioのEXL110 XL Nickel Round Wound Regular Light(.010〜.046)、2つのピック・ケース、そしてRupert Neve DesignsのRNDI(DI)が置かれていた。

手前に置かれたpavilionのグッズである革製ケースにはおにぎり型のピックを、JR福山駅の駅名標をモチーフにしたケースにはティアドロップ型のピックを収納している。広島県福山市は石井が幼い頃に年越しを過ごしていた場所で、本人にとって心の故郷のような存在だという。

RNDIはアコギ用。

Interview

その時仕事中だったんですけど、
すぐに買いました。

メイン・アンプとしてSoul-O 45を選んだキッカケは?

僕らが『Childhood(発達)』の制作から使っている“スタジオ・クルーソー”というレコーディング・スタジオにこのアンプが置いてあって、ずっと“この音良いよね”と話していたんです。

ある日、横山から“デジマートに出てるよ”と連絡がきて。その時は仕事中だったんですけど、すぐに買いました。8〜9万円くらいだったんですけど、本当に市場に出てこないレアなアンプですね。

入手したのはいつ頃でしょうか?

ツアーのあとだったので、去年の夏頃ですね。わりと最近です。買った当初は、グリル・クロスに“GT”っていうスプレーで描いたようなデカいロゴがあったんですけど、それがもう信じられないくらいダサくて(笑)。アンプに詳しい知り合いに新品のグリル・クロスに換えてもらって、見た目を補正しました。

セッティングのコツやこだわりはありますか?

基本的にハイがあんまり出てほしくないので、TREBLEとPRESENCEは低めにしています。ローが出て欲しいんですけど、いつも上げているわけではなくて、ベースや横山のギターの音との兼ね合いで帯域が被りすぎないように様子を見てますね。

2026年6月5日(金)下北沢SPREAD

【Setlist】
01. 踏切に待つ
02. イメージ
03. 遠く引かれ
04. 靡く
05. rotate
06. 日照り
07. 生き続ける
08. 迷う / 戻る
09. 心の海
10. highvision
11. 発達
12. むかう
13. 洋燈
14. 彼方の人
15. tucked────

作品データ

Overthere
エスキベル

Esqvl
2026年4月15日リリース

―Track List―

01. 日照り
02. 生き続ける
03. tucked────
04. むかう
05. 彼方の人

―Guitarist―

石井悠翔、横山秦一