Kz Guitar Works/Astronaut 大渡亮が国産ブティック・ギターを一挙試奏! Kz Guitar Works/Astronaut 大渡亮が国産ブティック・ギターを一挙試奏!

PR

Kz Guitar Works/Astronaut 大渡亮が国産ブティック・ギターを一挙試奏!

国産ブティック・ギター・ブランドのビルダーや仕掛け人たちに、音楽的なルーツやギター製作の哲学を聞いた『にっぽんのエレキ人 2026』では、各ブランドのオリジナル・ギター18本をDo As Infinityの大渡亮が徹底試奏! その試奏部分をWEBでもお届けしよう。今回はKz Guitar WorksのAstronaut。

取材/文=鈴木伸明 撮影=星野俊 デザイン=須藤廣高

Kz Guitar Works/Astronaut

【Specifications】⚫︎ボディ:ニューギニア・ローズウッド・ベニヤ(トップ)、ビッグリーフ・マホガニー(バック) ⚫︎ネック:ビッグリーフ・マホガニー ⚫︎指板:マダガスカル・ローズウッド⚫︎フレット:22⚫︎スケール:648mm ⚫︎ピックアップ:KGW T-S Custom⚫︎コントロール:ボリューム、トーン(フェイズ・スイッチ)、5ウェイ・ピックアップ・セレクター、ミニ・スイッチ(シリーズ/パラレル)⚫︎ブリッジ:サイバー・ショップ・オリジナルBMスタイル・ブリッジ&トレモロ ⚫︎ペグ:ゴトーSG301 MG-T ⚫︎フィニッシュ:ウレタン・ハイ・グロス・フィニッシュ ⚫︎価格:597,300円(税込)

レッド・スペシャルを知り尽くす2人の物語

 ケイズ・ギター・ワークスは、2001年に代表の伊集院香崇尊がクイーンのブライアン・メイの愛器レッド・スペシャルを製作する工房を立ち上げたことから始まり、現在は神奈川県逗子市でオリジナル・モデルを作り続けている。2007年から2010年にかけてレッド・スペシャルのオフィシャル・モデル製作を手がけたことで世界的にその名を知られるようになった。

 試奏したAstronautは、レッド・スペシャルを知り尽くしたオーストラリアのビルダー、グレッグ・フライヤーの構想を具現化したモデル。ボディはホロウ構造で、マホガニー・バック、トップはFホールが入ったニューギニア・ローズウッド・ベニア。ネックはマホガニーで、25.5インチでビンテージのストラトキャスターに近いネック・プロファイルとなっている。ピックアップは、オリジナルのKGW T-S Customを3基搭載。専用ブリッジ&トレモロにも注目したい。

Builder’s Voice

伊集院 香崇尊 レッド・スペシャルの良さを内包しつつ、現代のギター・サウンドに合わせて設計した、グレッグとの共同開発モデルです。サウンドは僕が理想とするロックの音で、落ち着いた中域に特徴があります。シリーズ/パラレルの切り替えスイッチを搭載しているので、幅広いジャンルに対応できます。抱え心地やグリップのバランス、そしてレッド・スペシャルの遺伝子を受け継いだトレモロのなめらかな動きなど、ぜひ体感してほしいです。

Owatari’s Impression
ブライアン・メイ好きだけじゃなく、全方位に使いやすい!

大渡亮 このブランドがレッド・スペシャルを作っていたことは知っています。ホロウ・ボディなので、生音がよく鳴りますね。ネックは丸みがあって個人的に大好きな形状です。ミニ・スイッチによって、ハーフ・トーンのシリーズ出力が使えます。クリーンやクランチで使うならノーマルのハーフ・トーン、歪んだ音で使うならシリーズにして使い分けたい。シリーズは、太めの音で、バイト感があって気持ちいい。音量も考えられていて、リア単体とハーフ・トーンが同じぐらいの出力になるので、使いやすいと思います。

 ホロウ・ボディのメロウな感じもしっかり音に出ていて、意外とファンキーなカッティングまでいける。とてもポテンシャルが高いと思います。アームはけっこう可変するし、チューニングが狂いにくいので使えますね! ギター自体が軽いのもいい。ビンテージ・サウンドが好きな人にはピッタリだと思いますよ。ブライアン・メイのファンだけでなく、全方位に使いやすいです。

Brand Information

ブランド設立:2001年
所在地:神奈川県逗子市
問い合わせ:☎046-801-3150
公式HP:www.kzguitarworks.com

Kz Guitar Works