“砂漠のジミヘン”と称されるギタリスト、エムドゥ・モクター。ニジェール共和国アガデス出身で、マリなども含めたサハラ砂漠西部を旅する遊牧民=トゥアレグ族が彼のルーツである。すでに西アフリカでは圧倒的なカリスマ性を発揮していた新世代のギター・ヒーローが、最新作『Afrique Victime』でついに、世界中にその名を知られることとなった。本特集では、彼への撮り下ろしインタビューを軸に、謎に包まれたギタリストとしてのプロフィール欄を埋めていきたい。
写真=Photo by Ollie Millington/Redferns
Contents
エムドゥ・モクターとは何者か
まずは“砂漠のジミヘン”と呼ばれるエムドゥ・モクターについて、ギタリストとしてのプロフィールを簡単に紹介しておこう。
Interview|エムドゥ・モクター
砂漠で鳴り響く激情のギター
それではお待ちかねのインタビューをお届けしよう! 彼の音楽的なルーツや作曲哲学など、たっぷりと語ってもらった。
Playing Analysis|エムドゥ・モクターのアプローチを探る
ポピュラー音楽ではあまり出てこない6拍子のリズム、ンゴニから影響されたピッキングなど、唯一無二の奏法を分析!
エムドゥ・モクターの使用機材は?
パーカッシブで歯切れの良い音だけでなく、サイケなロック・サウンドもエムドゥの魅力。そんな彼の気になる使用機材は?