T’s Guitars/DST-Hollow22 ソエジマトシキ Model 大渡亮が国産ブティック・ギターを一挙試奏! T’s Guitars/DST-Hollow22 ソエジマトシキ Model 大渡亮が国産ブティック・ギターを一挙試奏!

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T’s Guitars/DST-Hollow22 ソエジマトシキ Model 大渡亮が国産ブティック・ギターを一挙試奏!

国産ブティック・ギター・ブランドのビルダーや仕掛け人たちに、音楽的なルーツやギター製作の哲学を聞いた『にっぽんのエレキ人 2026』では、各ブランドのオリジナル・ギター18本をDo As Infinityの大渡亮が徹底試奏! その試奏部分をWEBでもお届けしよう。今回はT’s GuitarsのDST-Hollow22 ソエジマトシキ Model。

取材/文=鈴木伸明 撮影=星野俊 デザイン=須藤廣高

T’s Guitars/DST-Hollow22 ソエジマトシキ Model

【Specifications】⚫︎ボディ:5Aエキゾチック・メイプル(トップ)、ホンジュラス・マホガニー(バック) ⚫︎ネック:ホンジュラス・マホガニー ⚫︎指板:エボニー ⚫︎フレット:22⚫︎スケール:648mm⚫︎ピックアップ:オリジナルP90×2⚫︎コントロール:ボリューム、トーン、3ウェイ・ピックアップ・セレクター ⚫︎ブリッジ:ゴトー510TS-FE1 ⚫︎ペグ:ゴトーSG381-P7,MG-T ⚫︎価格:660,000円(税込)

ネオソウル・ギタリストが求めた音の使いやすさ

 ティーズギターは、長野県塩尻市に工房を構えるギター・ブランド。代表の高橋謙次は、アメリカ西海岸でのリペア経験などを生かして1987年よりブランドをスタートさせた。2003年に日本国内では初めてバズ・フェイトン・チューニング・システム公認ショップとなったことでも知られている。

 試奏したモデルは、本誌でもお馴染みのネオソウル・ギタリスト、ソエジマトシキのシグネチャー・モデルで、DSTシェイプをベースにホンジュラス・マホガニーのホロウ・ボディ&ネック、5Aエキゾチック・メイプルのボディ・トップというハイスペックな仕様となっている。ピックアップは、オリジナルのハムバッキング・サイズのP-90タイプを2基搭載。本器にもバズ・フェイトン・チューニング・システムを採用。鮮やかに浮かび上がったフレイム・メイプルの杢目と個性的なFホールのデザインが見事で、独特の雰囲気を醸し出している。

Builder’s Voice

金澤 英治 リリース時のモデルにはハムバッカーDH-250が載っていたんですが、ソエジマトシキさん本人の希望でP90タイプに変更しました。ソエジマさんらしいクリーン・トーンを出すためにホロウ・ボディでエア感を出しつつ、倍音の煌びやかな成分が心地良く聴こえるように設計しました。フル・ホロウではないので、歪ませても芯が残ってくれると思います。なので、幅広いジャンルで使える1本に仕上がっています。

Owatari’s Impression
ソウル系はもちろん、いろいろ使いどころがある

大渡亮 ホロウ・ボディなので生音の響きがいい。アンプを通した音は、ハムバッカーよりも滑舌がよくてレスポンスがいいですね。ホロウ・ボディのせいか、音に粘りを感じます。僕が持っているギターにはない音で、新しい方向性を感じますね。ソエジマトシキさんのモデルらしく、クリーン・トーンにしてソウルっぽいフレーズを弾くとしっくりきます。特にセンター・ポジションは、ピッキングのニュアンスをしっかり出せて、使いどころがありそうです。

 ネックはそれなりに厚みがあってとても弾きやすい。ジョイントに大胆なヒールレス加工が施されているので、ハイ・ポジションまでスムーズにプレイできます。特筆すべきは軽さで、長時間弾いても疲れないですよ。このシェイプのホロウ・ボディにP-90タイプのピックアップが載っているギターって、ありそうでなかったような気がします。個人的にはピックアップをセンターにしてクランチのアルペジオで使ってみたいです。

Brand Information

ブランド設立:1987年
所在地:長野県塩尻市
問い合わせ:☎0263-54-3190
公式HP:www.guitar-shop.co.jp

T’s Guitars