ローファイなデジタル・サウンドをギターで再現できるビット・クラッシャー エレハモより登場 ローファイなデジタル・サウンドをギターで再現できるビット・クラッシャー エレハモより登場

ローファイなデジタル・サウンドをギターで再現できるビット・クラッシャー エレハモより登場

 エレクトロ・ハーモニックスより“MAINFRAME”という名のペダルの新製品が発売された。

 MAINFRAMEはビット・クラッシャーと呼ばれるエフェクターの一種だ。これを利用することで、昔のコンピュータ・ゲームの音のようなローファイなデジタル・サウンドをギターやベースで簡単に作ることができる。

 本機のサウンドと使用例は次の動画で確認しよう。

 本機のおもな特徴は次のとおり。

  • 48kHz~110Hzのサンプル・レート・リダクション
  • 24ビット~1ビットのビット・デプス・リダクション
  • ビット・クラッシュとサンプル・レート・リダクションのアーティファクトを形成する選択可能なHigh、Low、Band-Passフィルター
  • 楽曲のキーにマッチするサンプル・レートへの設定や演奏内容に応じてサンプル・レートを継続的に調整するサンプル・レート・チューニング・モード
  • プログラム可能なプリセットまたはエクスプレッション・ペダルの設定により、サウンドを保存したり、MAINFRAMEのノブと外部エクスプレッション・ペダルの任意の組み合わせをコントロール可能
  • MAINFRAMEのエフェクトの微調整が可能なセカンダリー・ノブ・パラメーター
  • 高品質なバッファード・バイパスとサイレント・スイッチング
  • EHX 9.6DC-200アダプター付属
  • サイズ: 70(W)×113(D)×50(H)mm

 サンプルレート・リダクションでは、入力されたそのままの音から、認識困難な雑音まで幅広いサウンドを生み出すことができる。

 ビットデプス・リダクションでは、ビット・デプスを高めるほど、愛すべき“昔ながら”のサウンドになる。

 サンプル・レート・チューニング・モードでは、サンプル・レートを曲の特定のピッチにロックしたり、演奏するすべてのノートに合わせてサンプル・レートを常に調整することができる。

 3とおりのフィルターを選択できるトグル・スイッチやセカンダリー・ノブ機能を使って、さらにトーンを細かく設定することも可能だ。

 ギタリストにとってMAINFRAMEの一番の魅力はやはり、自分の楽器で手軽にローファイなデジタル・サウンドを作れることだろう。

 また一般的には大型汎用コンピュータを意味するMAINFRAMEという名称や、その文字がレトロ風味のフォントで書かれた筐体のデザインに魅力を感じる人も多いはずだ。

Electro-Harmonix
MAINFRAME Bit Crusher

【価格】
33,000円(税抜)

【問い合わせ】
キョーリツコーポレーション TEL:052-847-5300 https://mesaboogie.jp