追悼 エドワード・ヴァン・ヘイレン〜僕たちはエディに首ったけ!〜 追悼 エドワード・ヴァン・ヘイレン〜僕たちはエディに首ったけ!〜

追悼 エドワード・ヴァン・ヘイレン
〜僕たちはエディに首ったけ!〜

またひとり、僕らのギター・ヒーローがいなくなってしまった。エドワード・ヴァン・ヘイレン、ライトハンド奏法を“発明”し一般化させた偉大なギタリスト。彼の圧倒的なプレイはもちろん、あのブラウン・サウンド、フランケンシュタインやウルフギャングなどの印象的なギター、そして楽しそうに弾く姿や笑顔など、僕たちはあらゆる面でエディに首ったけなのだ。“ギターはカッコ良い!”、“ギターって楽しい楽器なんだ!”と教えてくれたエディに感謝の意を伝えるため、ギタマガWEBでは彼の追悼特集を企画。さまざまな形でエディから影響を受けた5人の名手に、世代を超えて愛されるエディの魅力について話を聞いてみた。

Photo by Ross Marino/Getty Images


Contents

Interview|TAKUYA
“ギターの神”を超えたエディの魂

JUDY AND MARYでメガヒット曲を多く生み出し、お茶の間にロック・ギターを響かせたTAKUYAもまた、エディ・ヴァン・ヘイレンに魅入られたギタリストのひとりだった。エディの訃報が届いたすぐあと、献杯から始まった彼のYouTube配信からは、やり切れない思いと尊敬の念がひしひしと伝わってきた。改めて、不世出のギター・ヒーローについて、TAKUYAの視点から語ってもらおう。

Interview|真壁陽平
“セッション名手”が秘めるエディ愛

国内屈指のセッション・ギタリストもエディ愛に溢れる人物だった。真壁陽平───藤井フミヤや斉藤和義、あいみょん、米津玄師のサポートなど、さまざまなアーティストから絶大な信頼を集めている名手だ。仕事で求められるギターの方向性は違えど、エディの影響をたっぷり受けている真壁に、その秘めた熱い愛情を語ってもらおう。

愛器の変遷から探る
エディ・ヴァン・ヘイレンのギター観

エディ・ヴァン・ヘイレンがシーンに与えた衝撃は、その楽曲やライトハンド奏法などのプレイ面だけではない。当然のことながら、彼が手にしている“あの印象的なギター”もキッズの心をわしづかみにした。ここではギターという楽器に対するエディ独自の姿勢を、彼の使用ギター変遷を追いながら探っていこうと思う。