大阪府寝屋川市出身の女性2ピース・ロック・バンド、yonige。活動初期はストレートなコード・プレイが中心だったが、2020年の作品『健全な社会』頃から、叙情的なアルペジオやリバービィな音色など、徐々にオルタナティブな要素が加わっていく。そして、2024年にリリースした新作『Empire』では、その世界観をさらに爆発させ、新たな一面を見せてくれた。
今回はその新作を特集。ギター・ボーカルの牛丸ありさと、サウンド・アレンジの核を担ったサポート・ギタリストの土器大洋に取材を行なった。彼らのインタビューや使用機材などから、 “新たなyonige”の魅力を探っていこう。
取材/文:伊藤雅景
Contents
新作『Empire』で土器大洋が意識した“新たなyonige”&“牛丸ありさ”らしいギター
牛丸ありさと、サポート・ギタリストの土器大洋に、新作『Empire』のサウンド・メイクやギター・プレイについてインタビュー。2人が重視したポイントを聞かせてもらった。
牛丸ありさ(yonige)が使用する、色とりどりなギター5本
牛丸ありさが使用するギターを紹介! ジャズマスター、レス・ポール、ES-335から、デイヴ・ムステイン・モデルのフライングVまで、バラエティ豊かな5本。
yonigeを支えるバッキング・サウンドの秘密に迫る! 牛丸ありさが使用するペダルボード、アンプを解説
yonigeの牛丸ありさ(vo,g)が使用するエフェクター、アンプを紹介! 今回は、2024年2月11日(木)のライブで使用した状態を撮影。彼女のサウンドを彩る機材セッティングの詳細に迫る。
“フェンダー・サウンド”を活かした土器大洋(yonige)の使用機材
yonigeのワンマン・ライブにて、サポート・ギターの土器大洋が使用したギター、アンプ、ペダルボードを紹介。彼のリード・サウンドを彩った機材を詳しく見ていこう。