伊藤雅景(NELKE)が『TIME TO FUZZ Vol.2』で使用したアンプを本人が解説! 伊藤雅景(NELKE)が『TIME TO FUZZ Vol.2』で使用したアンプを本人が解説!

伊藤雅景(NELKE)が『TIME TO FUZZ Vol.2』で使用したアンプを本人が解説!

2026年3月26日(木)に新宿LOFTで開催されたギター・マガジン主催のライブ・イベント『TIME TO FUZZ Vol.2』。ストレイテナーとNELKEが出演した。本記事では、NELKEの伊藤雅景(g)が本イベントで使用したアンプを、本人の解説とともにご紹介。

取材・文=森部真衣 機材撮影=西槇太一

Ito’s Amplifier

Divided by 13 / AMW39(Head) & Divided by 13 / 2x12D(Cabinet)

新しく入手した
プレキシ系ハイエンド・アンプ

伊藤のアンプは、Divided by 13のAMW39。プリ管に12AX7を1本、パワー管にEL34を2本搭載したシングル・チャンネルのモデルで、出力は39Wながら十分なヘッドルームを備えている。キャビネットは12インチのCelestion Greenbackを2発搭載。

以前はマーシャルの1987Xを使用していたが、ボリュームを上げると歪みやすい点に悩んでいたそうで、アッテネーターを使用したり、センド/リターンにボリューム・ペダルを接続するなど、いろいろと音量を下げる方法を試していたという。2年ほど使用し、“このアンプでやれることはもう全部やったかな”と感じ、新たにこのAMW39を導入したとのこと。この日がライブでの初披露となった。

HIGHにインプットし、各ノブは、BASSが9時、MIDがMAX、TREBLEが10時過ぎ、MVが10時過ぎ、VOLUMEが1時の位置にセッティングされていた。RIRIKOの出音との兼ね合いを考慮し、MIDはMAXに設定しているとのこと。

VOLUMEが1時と上げ目で、このままだとアンプが歪んでいる状態だが、エフェクター(strymon / DECO V1)側のボリュームを小さめにセッティングすることでクリーン・サウンドまで落としているという。

Interview

もうドンズバで、
言葉が出ないくらい良かったです。

以前はマーシャルの1987Xを使用してましたが、Divided by 13のAMW39を選んだ理由は?

もともとはマーシャルの1987Xと、String Driverの1×12キャビネットを組み合わせて使っていたんですけど、1987Xは歪みやすくてクリーンが出しにくかったんですね。エフェクターでブーストしてもあんまり音量が上がらないことで悩んでいて、アッテネーターを使ったり、センド/リターンにボリューム・ペダルをつないだり、いろいろ試したんです。2年くらい使っても壊れなかったし、すごく丈夫なんですけど、せっかくだし良いアンプに変えたいなと思って、同じプレキシ系のアンプを探しました。候補にはMagnatoneもあったんですけど、Divided by 13のAMW39を弾かせてもらったらもうドンズバで、言葉が出ないくらい良かったです。

コントロールはどんなセッティングにしていますか?

MIDを全開にしています。RIRIKOとの兼ね合いもあって、こういう特徴的なEQになっていますね。マーシャル1987Xを使ってた時もミドルを全開にすることが多かったです。

今日、初めてライブで使うのでまだ全然わかってないんですけど、このアンプはEQでもボリューム感が変わってくるので、これから相性が良いペダルをいろいろ探していきたいなと思ってますね。

VOLUMEノブもけっこう上がっていますよね?

アンプが歪むくらいVOLUMEを上げてるんですけど、逆にエフェクター(strymon / DECO V1)側でけっこう音量を下げてます。エフェクターで音量を下げるのはマーシャルを使っている時から慣れてる方法なので、今も同じように使ってますね。

2026年3月26日(木)新宿LOFT


【Setlist】
01. ロリポップサイダー
02. 燻る
03. 花図鑑
04. punk town
05. 裂いて
06. SAD AND BEAUTIFUL WORLD(cover)
07. バイバイアクター
08. ステレオタイプヒロイック
09. カレンデュラ
10. Incarnation