BLUE ENCOUNTの最新作『Q.E.D』について、ギターの江口雄也とボーカル&ギターの田邊駿一にインタビューを敢行。取材時には所有機材を持ってきてもらった。ここでは田邊のギターとペダルボードの写真をお見せしよう。インタビュー記事と合わせてチェックしてほしい。
取材=福崎敬太 撮影=星野俊
ワーミー先輩を多用しています。
今作ではスタジオで借りたフェンダーカスタムショップのジャズマスターが活躍しましたね。「棘」と「VOLCANO DANCE」で使ったんですけど、粒が立つしアルペジオの繊細さも表現してくれる。ほかにもいろんなギターを使いました。いつもレコーディングで使わせてもらっているサウンドクルースタジオに貸し機材がたくさんあって、そこにあるギターはいろんな人に弾かれ倒されているものなので、鳴りが仕上がった状態なんですよ。そこのレス・ポールはよく使っています。
アンプはヒュース&ケトナーで、ペダルに関してはワーミー先輩を多用しています(笑)。歪みなどはほとんアンプ側で作っていますね。
──田邊駿一
TANABE’S GUITAR
TANABE’S PEDALBOARD

右上から時計回りにFREE THE TONE/JB-82S(ジャンクション・ボックス)、BOSS/FV-500H(ボリューム・ペダル)、FREE THE TONE/ARC-3(プログラマブル・スイッチャー)、TC Electronic/polytune(チューナー)、TC Electronic/NOVA DELAY(ディレイ)、DigiTech/Whammy DT(ワーミー)。ギターからジャンクション・ボックスに入り、スイッチャーへ。スイッチャーはL1にワーミー、L2に歪み(撮影時にはなかったが、ボード外に位置)、その後一度アウトされボリューム・ペダルを経由してスイッチャーに戻り、L5にディレイがつながれ、アンプへと出力される。