ケンゴマツモト(The Novembers)が2026年6月のワンマン・ライブで使用した2本のギターを本人が解説! ケンゴマツモト(The Novembers)が2026年6月のワンマン・ライブで使用した2本のギターを本人が解説!

ケンゴマツモト(The Novembers)が2026年6月のワンマン・ライブで使用した2本のギターを本人が解説!

2026年5月にEP『合奏する、エンジン』をリリースしたThe Novembers。6月4日(木)Zepp DiverCityにて行なわれたワンマン・ライブにて、小林祐介(vo,g)とケンゴマツモト(g)の機材撮影を行なった。本記事では、ケンゴマツモトが当日使用した2本のギターを本人の解説とともにご紹介。

取材・文=森部真衣 機材撮影=星野俊

Kengo’s Guitars

2020 Navigator
N-LP-CTM

テレキャスターと同様に扱える
クリアな出音が特徴のメイン器

ケンゴがメインで使用するギターは、2020年に入手したNavigatorのN-LP-CTM。

以前はOrville by Gibsonのレス・ポール・カスタムを使用していたが、より自分の求めるサウンドに近いギターを探し、本器を試奏したところマッチして購入したという。ハイ・ミッドからハイの帯域が明瞭に出るため、テレキャスターのような音作りができる点を気に入っているそうだ。

サイド・ポジション・マークには、暗いステージでの視認性を高める蓄光シールが貼られていた。

本器のヘッドとボディ裏にはステッカーが貼られていた。ボディ裏に貼られている鳥は、長野県のお土産で知られる焼き菓子、「雷鳥の里」のオリジナル・ステッカー。

弦はD’AddarioのEXL110XL(.010〜.046)や、小林祐介(vo,g)と同じフェンダーのSuper 250’s Nickel Plated Steel Regular(.010〜.046)を使用していたが、今回のツアー中に誤ってフェンダーのSuperSonic Bullets 3150 Pure Nickel Guitar Strings(.010〜.046)を購入。試しに張ってみたところ気に入り、今後も継続して使用していく予定だという。

使用楽曲(2026年6月4日@Zepp DiverCity)

  • 「みんな急いでいる」
  • 「November」
  • 「消失点」
  • 「BOY」
  • 「Ghost Rider」
  • 「Xeno」
  • 「HERO」
  • 「The Singing Engines」
  • 「合奏 -Hold me Hold me Hold me-」
  • 「Cashmere」
  • 「Down to Heaven」
  • 「Bad Dream」
  • 「Hamletmachine」
  • 「Morning Sun」
  • 「Rainbow」

2017 Edwards
E-LP-STD

ドレスコーズのサポート用として導入した
ゴールド・トップ

ライブでは基本的にメイン・ギター1本で演奏したいという考えから普段はサブ・ギターとして用意されているが、今回のライブでは「遥か彼方」で使用されたEdwardsのE-LP-STD。

ケンゴが以前ドレスコーズのサポートを務めることになった際、“金色のギターだな”と直感的に思い購入したという。

日本製ハードウェアに加え、ピックアップに独自開発のEDWARDS LEGACY HUMBUCKERを搭載し、ブライトなサウンドが特徴。

本器にもサイドのポジション・マークに蓄光シールが貼られていた。

使用楽曲(2026年6月4日@Zepp DiverCity)

  • 「遥か彼方」

Picks

ピックは、書道家であるケンゴの母親が書いた“健吾”の文字をプリントした、MASTER 8 JAPAN製の0.8mm厚のトライアングル型。かつて愛用していたFernandesのP-100SLの仕様をベースに製作したとのこと。

Interview

ハイ・ミッドからハイへの立ち上がりが
“シャキーン”とキレイに出ます。

メインのN-LP-CTMを入手した時期はいつ頃ですか?

2020年くらいですね。その年に店頭に並んでいたモデルなので、その頃に製造された個体だと思います。

このギターを購入したキッカケは?

それまではOrville by Gibsonの古いレス・ポール・カスタム・タイプを使っていたんですよ。気に入ってはいたんですけど、良い意味で野暮ったい、ファットなサウンドだったんですよね。“ほかに良いギターがないかな?”と思っていたら、ESPとご縁があって、店頭で弾かせてもらったらすごく良かったんです。

改造している箇所はありますか?

ノーマルですね。なので、ピックアップのこととかもよくわかってないです(笑)。

気に入っているところは?

レス・ポール・タイプにしては、ハイ・ミッドからハイへの立ち上がりが“シャキーン”とキレイに出るんです。僕が弾いてきた限りだと、レス・ポール・タイプってローからロー・ミッド寄りが強い印象で使ってこなかったんですけど、これに関してはハイ周りの音がすごく気に入っていますね。自分はずっとテレキャスターを使っていて、それに近い音作りも可能だと思っています。

EdwardsのE-LP-STDを入手した経緯も教えてください。

サブのゴールド・トップは2018年くらいから持っています。友達のドレスコーズのサポートをする時に、“金色のギターだな”と直感的に思ったんですよ。EdwardsもESP系列なんで、相談して入手しました。吊るしのノーマルで、手は加えてないですね。

2本のギターはどのように使い分けていますか?

僕はよっぽどじゃない限りメイン1本を弾き通したいタイプなので、基本的には黒いほうをメインで使っています。

弦はどこのものを使用していますか?

もともとは、D’AddarioのEXL110XLを使っていて、そのあと祐介と同じフェンダーのSuper 250’s Nickel Plated Regularに変えたんですけど、この間のツアー中に間違えてフェンダーのSuperSonic Bullets 3150 Pure Nickel Guitar Stringsを買ってしまったんです。それをローディーさんが張ってくれたらすごく良くて、今後はしばらくそれにしてみようかなという気持ちになりました。

2026年6月4日(木)ZeppDiverCity

【Setlist】
01. みんな急いでいる
02. November
03. 消失点
04. BOY
05. Ghost Rider
06. Xeno
07. HERO
08. The Singing Engines
09. 遥か彼方
10. 合奏 -Hold me Hold me Hold me-
11. Cashmere
12. Down to Heaven
13. Bad Dream
14. Hamletmachine
15. Morning Sun
16. Rainbow

-Encore-
17. 再生の朝

作品データ

合奏する、エンジン
The Novembers

MERZ
2026年5月20日リリース

―Track List―

01. HERO
02. The Singing Engines
03. 遥か彼方
04. 合奏 -Hold me Hold me Hold me-

―Guitarists―

小林祐介、ケンゴマツモト