ロックの歴史に名を刻むレジェンドたちが愛用したギターには、ペイントが施されたものがいくつかある。特に自身の手によって施されたペイントには、メーカーによるグラフィカルなフィニッシュやデザインとは違う、唯一無二の圧倒的な個性が宿る。
今回は、これまでにギター・マガジンWEBで取り上げたものも含めた新たな特集として、“ペイント・ギター”というテーマを立ててみた。エリック・クラプトンのSGはザ・フールによるものだが、基本的にはセルフ・ペイントのものをピックアップ。改めて各ギターに込められた名手たちの魂を感じてみてほしい。
Photo by Myung J. Chun/Los Angeles Times via Getty Images
Contents
ジミ・ヘンドリックス自身がペイントした最後のギター
1967年製ギブソン・フライングV
1本目はサイケデリック柄にペイントされた印象的な1967年製フライングVとの物語。
「天国への階段」を奏でた伝説の名器!
ジミー・ペイジとドラゴン・テレキャスター
ジミー・ペイジを象徴するギターとして、レス・ポールと並び立つドラゴン・テレキャスター。その改造の歴史と、アフター・ストーリーをお届けしよう。
『ロックンロール・サーカス』にも登場する、キース・リチャーズのハンド・ペイントが施されたレス・ポール・カスタム
キース・リチャーズが愛用した、ハンド・ペイントが施された黒いレス・ポール・カスタムをご存知だろうか? 映画『ロックンロール・サーカス』にも登場した本器についておさらいしていこう。
ジミ・ヘンドリックスの伝説、サイケ・ペイントのモンタレー・ストラトキャスター
ジミ・ヘンドリックスがモンタレー・ポップ・フェスティバルで使ったサイケデリック・ペイントのフェンダー・ストラトキャスターもスパロゴだった!
エリック・クラプトンのザ・フール〜クリーム時代を象徴するサイケデリック・ペイントSG
クリーム時代のエリック・クラプトンを象徴するギターである“ザ・フール”。サイケデリック・ペイントが施された、このギブソンSGスタンダードにまつわるエピソード紹介しよう。
ジョージ・ハリスンがサイケなペイントを施した“ロッキー”ストラトキャスター
ジョージ・ハリスンが自らサイケデリックなペイントを施したストラトキャスター“ロッキー”は、ビートルズの伝説的なアルバムで数多くの名演を彩ってきた。“ロッキー”誕生までの物語を紹介しよう。
トム・モレロが“アーム・ザ・ホームレス”とともに問いかけるもの
トム・モレロを象徴するバナナ・ヘッドのギターには、“ARM THE HOMELESS”という文字が描かれている。このギターは彼にとってどんな1本なのだろうか?
唯一無二のストライプ!
エディ・ヴァン・ヘイレンのフランケンシュタイン
エディ・ヴァン・ヘイレンといえば、ランダムなストライプがボディに描かれた“フランケンシュタイン”! 多くのカスタムが施された伝説の名器を深堀り!