1950年代末にカラマズー工場で生産を開始し、70年代にはその拠点を日本へ移したエピフォン。
90年代半ば頃からは韓国や中国など様々な地域で製造されるモデルも入り交じるようになり、実際のところ、どこで/いつから/いつまで製造されていたのかはちょっとわかりづらいところがある。
ここでは、代表モデルであるカジノをサンプルとし、気になる生産地を見分けていこう。
おおまかにはラベルのカラーやシリアルで判別できるが、同ラベルでも細かな仕様の違いがあるなど奥が深いのだ。
文:大久達朗 機材写真:星野俊
*本記事は、ギター・マガジン2025年6月号の特集『Epiphone – Now and Then』内の「カジノで辿るエピフォンの生産場所と仕様変遷」を転載したものです。
Contents
カジノで辿るエピフォンの生産場所と仕様変遷:1961~1969年 USA製ブルー・ラベル
エピフォン・カジノの生産地と仕様の変遷を辿る企画。今回は1961~1969年のUSA製ブルー・ラベルの時期を紹介。
カジノで辿るエピフォンの生産場所と仕様変遷:1976~1979年 日本製ブルー・ラベル(マツモク製)
エピフォン・カジノの生産地と仕様の変遷を辿る企画。今回は1976~1979年の日本製ブルー・ラベルの時期を紹介。
カジノで辿るエピフォンの生産場所と仕様変遷:1980~1987年 日本製ベージュ・ラベル(マツモク製)
エピフォン・カジノの生産地と仕様の変遷を辿る企画。今回は1980~1987年の日本製ベージュ・ラベルの時期を紹介。
カジノで辿るエピフォンの生産場所と仕様変遷:1987年~ 日本製オレンジ・ラベル(寺田楽器製)
エピフォン・カジノの生産地と仕様の変遷を辿る企画。1987年~の日本製オレンジ・ラベルの時期を紹介。
カジノで辿るエピフォンの生産場所と仕様変遷:1995年~ 韓国製オレンジ・ラベル(サミック/ピアレス、他) | 2004年~ 中国製オレンジ/ブルー・ラベル(青島GQ工場)
エピフォン・カジノの生産地と仕様の変遷を辿る企画。今回は1995年~の韓国製オレンジ・ラベルと、2004年~の中国製オレンジ/ブルー・ラベルの時期を紹介。